しらす漁はバッチ漁と呼ばれ、バッチ網を二隻の小型船で引っ張って行われ、新鮮なまま水揚げするための運搬船がもう一隻加わった三隻の船団を組んで行われます。
網具の構造がズボンの下にはくパッチ(股引き・ステテコ)に似ていることから、この名が付けられました。
この漁は、バッチ網の目が細かいためそれだけ水の抵抗も大きく、それを巻き取るウィンチも強力なものでなければなりません。そのため、引き上げの時に少し間違えばたちまちウィンチに巻き込まれて、大怪我、最悪の場合は命を落とすことが多くあります。このためしらす漁は特に危険な漁といわれています。
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